▼トラックレーサー - 「ピスト」
トラック競技とは競輪のように長円形のトラックを周回し競うもの。ピスト競技とも呼ばれる。1000mタイムトライアル(1000mのタイムを競う、女性は500m)、スプリント(スクラッチとも呼ばれ、1000mを2-4人で3回走り先着を競う)、個人追い抜き、団体追い抜き、ポイントレース(中距離:全周回数にいくつかチェックポイントがあり、そこでの先着順にポイントを与え、トータルポイントを競うもの)、マディソン(2人ペアで行うポイントレース)などがある。日本人でスプリント10連覇を果たした中野浩一が世界的に有名である。
▼ロードバイク - 「ロードレーサー」
ロードバイクのホイールは700C、650C(26インチWO)。未成年用に24インチ、22インチがある。
主流は700C(単位はmmでホイール直径を表し、27または28インチとも表記される)であり、ロードレースなどUCI管轄の自転車競技では実際に700C以外使うことは稀である。トライアスロンに用いるのでなければ、小柄な女性などを除くと700Cを選択するのが一般的である。
700C以外のものでは、トライアスロン用機材を中心に650Cのものも人気が高い。650Cは、26インチと表記されることがあるがマウンテンバイクの26インチとはサイズが異なる。650Cのホイールは、700Cよりも径を小さくすることで空気抵抗の少ないポジションがとりやすくなる。すなわち集団走行やドラフティング(他の競技者の真後ろについて空気抵抗を軽減する技術)が原則として禁止されているトライアスロンでは、650Cは合理的な選択である。
また650Cはタイヤの外径が小さいのでタイヤを回転させるためのトルクが小さくて済み、さらにギア比も小さくなることから加速の点では有利である。そこで一時期ロードレースでも山岳に険しいコースに用いるプロ選手もいた。ただ直進安定性、高速巡航性能、コーナリング特性は700Cに比べ劣っているといわれている。
▼シクロクロス
もともとはロードレースの選手の冬季トレーニングの一環として始まり、現在ではヨーロッパ、とくにベルギーのフランデレン地域、オランダ、チェコにおいて人気が高い。重要なレースである「ワールドカップ」はロードレースのシーズンオフである晩秋期と冬季にヨーロッパ各地で行われ、また世界選手権も同様に冬季に行われる。多くの選手は何かしらの他の自転車競技に参戦している事が多いが、人気の高くなった現在ではシクロクロスにのみ参戦する選手もいる。
▼TTバイク
タイムトライアルでは単独、もしくはチームで走る事と、どこでも踏んでいく事が要求されるため、普段以上の強風と少ない先頭交代(個人タイムトライアルに至っては先頭交代不能)で選手の体力が大きく消耗する。
単純な速度だけで比較すれば集団スプリントのゴール時は80km/hほど出るが、それを維持すればよいのはゴール前50m程度である。しかしタイムトライアルの場合50km/h弱を50分間維持する必要があり、それはほぼイコールで空気抵抗との戦いとなる。そのためいかに空気抵抗を削減するかという面で通常ステージに使うバイクとは異なるセッティングとなる。
▼BMX
1970年代初期にアメリカ・カリフォルニア州の子供たちが20インチクルーザーバイク(自転車)でモトクロスを真似た事から始まり、70年代半ばには専用のバイクを使ったレースが全米で行われるようになる。他の英語圏でも広まり、1982年には初の世界選手権が開かれる。
1982年には映画『E.T.』でBMXが重要な小道具として登場[1]、1983年にはニコール・キッドマン主演の「BMX Bandits」(邦題:BMXアドベンチャー)という映画がオーストラリアで制作されている。2008年、北京オリンピックにて正式種目に採用された。
▼マウンテンバイク - 略称「MTB」
マウンテンバイク(mountain bike、MTB)とは山岳地帯などにおける急坂降下、段差越えなどを含む広範囲の乗用に対応して、軽量化並びに耐衝撃性、衝撃吸収、走行性能および乗車姿勢の自由度等の向上を図った構造の自転車(自転車協会「マウンテンバイク等安全基準」)のこと。現在では舗装道や整地走行用としても広く利用されており、用途によって様々な形態が存在する。
▼サイクルサッカー用自転車
歴史的には馬を使った球技「ポロ」が元で、馬を飼えない人達が馬の代わりに自転車を使って始まった「サイクルポロ」が起源とされている。その後、室内自転車競技として発展し、今日の姿となった。日本には1970年頃に導入され、現在国内の競技人口は約200名。サイクルサッカーの本場はヨーロッパであるが、世界選手権は毎年世界各地で開催されている。2001年には日本でも鹿児島県加世田市(現、南さつま市)において世界選手権が開催され、室内自転車競技の世界大会としては、日本で初めての開催となった。
▼サイクルフィギュア用自転車
競技にはシングルとペア、団体(4人、6人)がある。いずれも6分間の制限時間内に音楽をかけながら演技を行なう。選手があらかじめ選定し、演技順を決めて採点用紙に記入した演技課題について、その難度と実施が採点対象となる。演技課題には、成年男女の場合、最大でシングルは28、ペアでは22、団体では25の課題がある。演技課題には二輪走行系、スチルスタンド系(静止系)、ターン/スクワット系、ジャンプ系、ウィリー系、移行系などがある。ふらついたり、足を床についたり、落車したりした場合はそれぞれ減点される。また演技順は採点用紙に記入された順番に行なわなければならない。
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